「中国語で会話をしてみたいけれど、何から話せばいいかわからない……」そんな壁にぶつかっていませんか?
日常会話といっても、実はその8割は「決まったパターンの繰り返し」で成立しています。つまり、基本の型(テンプレート)さえ覚えてしまえば、今日からでも会話のラリーを続けることができるのです。
こちらの記事では、メインテーマである「中国語の日常会話」を軸に、あいさつ、感謝、数字、発音など、初心者がまず身につけるべき「会話のスターターキット」を厳選してご紹介します。
【中国語】あいさつで会話をスタートさせる

会話の基本は挨拶からです。教科書的な「ニーハオ」だけでなく、時間帯やシチュエーションに合わせた挨拶を使うことで、相手との距離がグッと縮まります。
時間帯別のあいさつ一覧
日本語と同じように、朝・昼・晩で使い分けるのが基本です。
| 日本語 | 中国語(ピンイン) | 備考 |
|---|---|---|
| おはよう | 早上好(zǎo shang hǎo|ザオシャンハオ) | 親しい間柄なら「早(zǎo|ザオ)」だけでOK |
| こんにちは | 你好(nǐ hǎo|ニーハオ) | 24時間使える万能挨拶 |
| こんばんは | 晚上好(wǎn shang hǎo|ワンシャンハオ) | 夜のニュース番組などでも使われる表現 |
「你好(nǐ hǎo|ニーハオ)」は非常に便利ですが、朝一番に会った時は「早上好(zǎo shang hǎo|ザオシャンハオ)」と言った方が、「現地の習慣を知っているな」と思ってもらえます。
調子を尋ねる挨拶
英語では「How are you?」で相手の調子を尋ねると学生時代に習った方も多いはず。
中国語でも同様にこの「調子」について挨拶の後に一言添えるだけで、会話がスムーズになります。
- 元気ですか?:你好吗?(nǐ hǎo ma|ニーハオマ?)
- ご飯食べた?:吃饭了吗?(chī fàn le ma|チーファンラマ?)
特に「ご飯食べた?」は、中国特有の挨拶文化です。本当に食事の有無を聞いているわけではなく、日本の「天気いいですね」くらいの感覚で使われます。
【中国語】「ありがとう」で会話をつなぐ
感謝を伝えることは、コミュニケーションの潤滑油です。
挨拶とセットで覚えて置く必要があるので、状況に応じて使い分けましょう。
感謝のレベル別フレーズ
| 日本語 | 中国語(ピンイン) | 使いどころ |
|---|---|---|
| ありがとう | 谢谢(xiè xie|シィエシィエ) | 基本形。「谢谢,谢谢」と2回繰り返すとネイティブっぽい |
| 本当にありがとう | 太谢谢了(tài xiè xie le|タイ シィエシィエ ラ) | 強い感謝。「太~了」は「とても~だ」という強調 |
| 感謝します | 感谢(gǎn xiè|ガンシエ) | 改まった場や、スピーチなどで使う硬い表現 |
日本人は「すみません(謝罪のニュアンス含む)」を使う場面でも、中国語ではハッキリと「谢谢(xiè xie|シィエシィエ)」と感謝を伝える方が好まれます。
ここら辺は文化的背景などを理解している必要があるので、段々と慣れていけるとよいでしょう。
【中国語】「どういたしまして」の返し技

「ありがとう」と言われた時、無言で会釈するだけではもったいないです。
次は「どういたしまして」を使った、会話を続けるためのフレーズをご紹介していきます。
相手との距離感で使い分ける
- 標準(教科書的):不客气(bú kè qi|ブークァチー)
- カジュアル(頻出):没事(méi shì|メイシー)
日常会話、特に友人や店員さんに対しては「没事(méi shì|メイシー)(大丈夫だよ)」の方が圧倒的によく使われます。
手を軽く振りながら「没事(méi shì|メイシー)、没事(méi shì|メイシー)」と言えるようになれば、脱・初心者の証です。
【中国語】数字も日常会話の必須項目

買い物、時間、年齢、電話番号。日常会話の至る所に「数字」が登場します。
ここでは基本の1〜10と、会話でよく使うハンドサインについて触れておきます。
1〜10の読み方リスト
- 1:一(yī|イー)
- 2:二(èr|アー) ※個数を数える時は「两(liǎng|リャン)」
- 3:三(sān|サン)
- 4:四(sì|スー)
- 5:五(wǔ|ウー)
- 6:六(liù|リィゥ)
- 7:七(qī|チー)
- 8:八(bā|バー)
- 9:九(jiǔ|ジゥ)
- 10:十(shí|シー)
本サイト上でも色々な場所で数字の読み方やルールをご紹介していますが、日常生活で数字がそれだけ多く出てくるという証明です。
基本中の基本であるからこそ、色々な状況で復習していきましょう。
会話を助けるハンドサイン
中国の市場やレストランはガヤガヤして声が通じにくいことがあります。そんな時は、中国独自の「片手で示す数字」が役立ちます。
- 6:親指と小指を立てる(電話のジェスチャーに似ている)
- 10:握りこぶしを作る(地域によっては指をクロスさせる)
言葉が出てこない時は、迷わず手を使って意思表示しましょう。これも立派な日常会話のテクニックです。
【中国語】発音を意識して伝わる会話へ
最後に、覚えたフレーズを相手に届けるための「発音」の心構えです。
中国語を学ぶ上で外せない項目なので、しっかりと見ておきましょう。
「四声」は音楽のように覚える
中国語には4つのトーン(四声)があります。これを間違えると、全く別の意味になってしまいます。
コツは、頭で考えるのではなく、音楽のメロディのようにフレーズ全体を「音」としてインプットすることです。
詳しくは以下記事で解説しておりますので、四声についてはこちらをご確認ください。
恥ずかしがらずに大きな声で
日本人の学習者が最も苦手とするのがここです。
自信がないとどうしても声が小さくなりがちですが、中国語において「声が小さい」=「発音が聞き取れない」と直結します。
間違っていても堂々と大きな声で話す方が、圧倒的に通じますし、相手も聞き取ろうとしてくれます。
まとめ
こちらの記事では「中国語の日常会話」をテーマに、基本の挨拶から数字、発音のコツまでを解説しました。最後にポイントを復習しましょう。
- 朝昼晩の挨拶を使い分けて「現地感」を出す
- 「ありがとう」には「没事(méi shì|メイシー)」で返すのが良い
- 数字はハンドサインとセットで覚えておくと便利
- 発音は「大きな声」でハッキリと言うのが一番のコツ
日常会話は、教科書の中ではなく、実際のコミュニケーションの中にあります。まずは独り言でもいいので、今日覚えたフレーズを口に出してみるところから始めてみましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

