中国語検定(中検)とは、正確な文法力や日中翻訳力を測定する、日本で最も認知度の高い中国語資格です。自分の現在地を知り、無駄なく一発合格を目指すためには、まず試験日程や申込手順の全体像を把握しておくことが欠かせません。
「自分の実力がどれくらい身についたか試したい」「客観的なスコアや資格として証明したい」と感じている方に向けて、この記事では最新の年間スケジュールから具体的な申込方法、受験料、会場選び、失敗しない締切の目安まで分かりやすく解説します。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- 中検は3月・6月・11月の第4日曜日に年3回実施され、1級のみ11月の年1回。準1級・1級には一次試験合格者を対象とした二次試験(面接)がある。
- 受験料は準4級3,800円から1級13,800円までで、午前と午後で試験時間帯が分かれているため、時間帯が重ならない2つの級を同じ日に併願できる。
- 郵送申込の受付は試験日の約2ヶ月前の15日から約1ヶ月前の15日まで。定員に達した会場は締切日を待たずに受付を終えることもあるため、早めの手続きが安心。
【直近の試験日は?】中国語検定の年間スケジュールと実施回

中国語検定は、原則として年に3回、3月・6月・11月の第4日曜日に実施されます。
定期的に挑戦のチャンスが訪れるため、自分の学習ペースに合わせて目標を設定しやすいのが魅力です。ただし、級によっては「年1回しか実施されない」ケースもあるため、事前に年間日程を把握しておくことが重要になります。
中国語検定の年間実施スケジュール一覧
| 実施回 | 試験日 | 実施される級 | 特徴・活用ポイント |
| 6月試験 | 6月の第4日曜日 | 準4級・4級・3級・2級・準1級 | 新年度の学習成果を試すのに最適 |
| 11月試験 | 11月の第4日曜日 | 全級(準4級〜1級まで) | 年1回のみ実施の「1級」があるメイン回 |
| 3月試験 | 3月の第4日曜日 | 準4級・4級・3級・2級・準1級 | 1年間の総仕上げや新生活前のスキル証明 |
注意点:最上級の「1級」を目指す方へ
最上級である1級のみ「11月の年1回」しか実施されません。準1級以下の級は年3回受験できるため、まずは3級や2級などを目標にステップアップしていくのがおすすめです。
また、準1級と1級には二次試験(面接)があり、一次試験の合格者および一次試験免除者を対象に、一次試験の翌月以降に実施されます。上位級を狙う場合は、二次試験の日程も含めてスケジュールを組み立てておきましょう。
失敗しない!中国語検定の申込方法とスムーズな手順

中国語検定の申込方法は、主に「インターネット申込」と「郵送申込」の2種類があります。
24時間いつでも手続きができ、決済もスムーズなインターネット申込が圧倒的におすすめです。
インターネット申込の流れ(4ステップ)
日本中国語検定協会の公式Webサイトからログイン用のIDを登録します。申込時には証明写真のデータ登録も必要になるため、受付開始前に準備しておくと手続きがスムーズです。
希望する級、試験会場(地区)、受験者情報(氏名・住所・生年月日等)を入力します。試験時間帯が重ならない2つの級を同日に受ける「併願受験」もここで選択できます。
クレジットカード決済、またはコンビニエンスストア・ペイジーでの支払いが選択可能です。
支払い完了後、登録したメールアドレスに申込完了のお知らせが届きます。試験日の約10日前までに受験票が届き、最終的な受験会場もこの受験票で通知されるため、記載されている会場と時間帯に誤りがないか必ず確認しましょう。
級ごとの最新受験料(費用)と午前・午後の併願ルール
受験料は挑戦する級(難易度)によって異なります。最新規定に準拠した受験料一覧は以下の通りです。
中国語検定の級別受験料一覧
| 級 | 受験料(税込) | 対象レベルの目安 |
| 準4級 | 3,800円 | 基礎の基礎(入門・ピンインと初歩的な挨拶) |
| 4級 | 5,800円 | 基礎文法完了(平易な日常会話・単語数約500) |
| 3級 | 6,800円 | 実務の入口(通常の日常会話・単語数約1,200) |
| 2級 | 8,800円 | 実務・ビジネスレベル(複文・高度な日中訳) |
| 準1級 | 11,800円 | 実務で即戦力(通訳・翻訳の基礎レベル) |
| 1級 | 13,800円 | 専門・プロレベル(高度な通訳・時事問題 ※11月のみ) |
※2025年4月(第115回試験)から改定された金額です。準1級・1級で一次試験を免除された方が二次試験のみを受験する場合は、準1級6,000円、1級7,000円となります。
知っておきたい「午前・午後」の区分けと併願ルール
中国語検定では、受験する級によって試験時間帯が「午前の部」と「午後の部」に分かれています。
- 午前の部(10:00集合〜): 準4級・3級・準1級
- 午後の部(13:30集合〜): 4級・2級・1級
午前の級と午後の級は時間帯が重複しないため、たとえば「午前に3級、午後に2級」や「午前に準1級、午後に1級」といった併願受験が可能です。自分の実力がどちらの級に近いか迷っている方や、一度のチャンスで短期間でステップアップしたい方は併願受験も積極的に検討してみましょう。
どこで受ける?全国の試験会場と希望会場の選び方

中国語検定は、日本全国の主要都市および一部の海外都市に試験会場が設置されています。おおむね各都道府県に会場が設けられているため、地方に住んでいる方でもアクセスしやすいのが特徴です。
主な試験会場エリア(抜粋)
- 北海道・東北: 札幌、仙台など
- 関東: 大宮、東京、横浜など
- 中部・北陸: 新潟、金沢、福井、静岡、名古屋など
- 関西: 大阪、姫路など
- 中国・四国: 岡山、広島、高松、松山など
- 九州・沖縄: 福岡、長崎、熊本、鹿児島、那覇など
- 海外: シンガポールなど
会場は実施回ごとに変わることがあり、会場によっては準1級を実施しない場合もあります。受験を考えている地区の最新情報は、公式サイトの「受験会場」ページで確認しましょう。
会場選びの注意点
申込時には「希望地区(都市名)」を選択します。具体的な大学や会議室などの詳細な会場名は、試験日の約10日前までに届く「受験票」にて正式に通知されます。
定員に達した場合は期日を待たずに締め切られる場合もあるため、アクセスの良い会場を確保するためにも早めの申込を心がけましょう。なお、申込後に級や会場を変更することはできず、受験料もいかなる理由でも返金されないため、手続きの前に必ず内容を確認してください。
締め切りの目安と申込時に気をつけたい注意点
「気づいたら申込受付が終わっていた…」という失敗を防ぐために、締め切りのタイミングをしっかり押さえておきましょう。郵送申込の受付期間は、試験日の約2ヶ月前の15日から、約1ヶ月前の15日までと決まっています。
申込受付のスケジュール感(目安)
- 3月試験: 1月15日〜2月15日が申込受付期間(郵送申込の場合)
- 6月試験: 4月15日〜5月15日が申込受付期間(同上)
- 11月試験: 9月15日〜10月15日が申込受付期間(同上)
- 試験日の約10日前まで: 受験票が届き、最終的な会場が通知される
- 試験の約1ヶ月後: 合否結果・成績通知
締切日が土・日・祝日にあたる場合は翌営業日が締切となります。また、インターネット申込は郵送申込と受付期間が異なるため、最新の日程は公式サイトのトップページで必ず確認しましょう。
合格への最短ルート!一発合格を引き寄せる直前対策法

検定試験の日程が決まったら、あとは試験日に向けて効率よく学習を進めるだけです。
中国語検定は、発音記号(ピンイン・声調)の正確さや文法知識、日本語から中国語への正確な訳出能力が厳しく問われるのが大きな特徴です。得点を最大化するための重要ポイントを押さえておきましょう。
合格を引き寄せる3つの対策ポイント
筆記試験の冒頭で出題されるピンイン問題は、配点が高く合否を分ける重要セクションです。「なんとなく」の記憶ではなく、声調の変化や例外的な表記ルールまで正確に暗記しましょう。
中国語検定は出題傾向や文法パターンが比較的安定しています。過去問を繰り返し解き、出題形式に慣れるとともに、間違えた単語や文法構文をノートに書き出して潰していくのが最も効果的です。
リスニング対策には、問題集の音声を聴くだけでなく「スクリプト(本文)を見ながら声に出して読む」音読学習が効果的です。自分で正確に発音できる音は、本番のリスニングでも確実に聞き取れるようになります。
試験直前に慌てないよう、申込を済ませた日から逆算して計画的に対策を進めていくことが合格への鍵となります。
まとめ:計画的な申込で中国語検定の合格を掴み取ろう!
中国語検定の日程と申込に関する要点をあらためて整理します。
- 年間スケジュール: 3月・6月・11月の第4日曜日に年3回実施。1級のみ11月限定
- 申込方法: 24時間いつでも手続きできるインターネット申込がおすすめ
- 費用: 準4級(3,800円)〜1級(13,800円)。午前・午後の併願受験も可能
- 会場: 全国の主要都市および海外の一部で実施。詳細は受験票で通知
- 締切の目安: 試験日の約1ヶ月前には受付が終了するため早めの準備が必須
検定試験の申込を完了させること自体が、学習のスイッチを入れる強力なきっかけになります。
自分の現在のレベルに合った級を見極め、スケジュールをチェックしたら、さっそく申込を済ませて合格への第一歩を踏み出しましょう!


