【中国語の歌】カラオケで盛り上がる人気曲は?歌詞の意味や洋楽カバーで学ぶコツ

【中国語の歌】カラオケで盛り上がる人気曲は?歌詞の意味や洋楽カバーで学ぶコツ

「中国語の勉強に疲れたから好きな歌を歌ってリフレッシュしたい!」
「カラオケで歌える中国語の曲を一曲でも持ち歌にしたい!」

語学学習のモチベーションを維持する最高のスパイス、それが「歌」です。教科書の例文を丸暗記するのは苦痛でも、好きなアーティストの歌詞なら何度でも口ずさめるものです。

実は、中国語圏(中華圏)は日本以上に「カラオケ文化」が根付いています。友人やビジネスパートナーとKTV(カラオケ)に行く機会は非常に多く、そこで一曲披露できれば、一気に心の距離が縮まるのです。

こちらの記事では、メインテーマである「中国語の歌」を軸に、学習に最適なジャンル、歌詞の深読み方法、絶対に外さない人気歌手、そして意外な穴場である「洋楽の中国語カバー」まで徹底解説します。

目次

【中国語】音楽(歌)ジャンルと学習への向き不向き

【中国語】音楽(歌)ジャンルと学習への向き不向き

「どんな曲でも学習に役立つ」と言いたいところですが、初心者が手を出すと挫折してしまうジャンルもあります。まずは選び方のコツを押さえましょう。

おすすめは「抒情歌(バラード)」一択

中国語学習に最も適しているのは、テンポがゆっくりで、歌詞がはっきりと聞き取れる「バラード(抒情歌|shū qíng gē)」です。

C-POP界はバラードの名曲が非常に多く、歌詞も詩的で美しい表現が多用されています。

逆に、ラップ(说唱)やロックは、テンポが速すぎて声調や発音が崩れがちなため、上級者になるまでは避けたほうが無難です。

抖音(TikTok)の流行曲も狙い目

最近では「抖音(TikTok)」で流行る曲、いわゆる「抖音神曲(dǒu yīn shén qǔ)」もおすすめです。

サビがキャッチーで短く、覚えやすいフレーズが繰り返されるため、初心者の入門編として最適です。

※補足:TikTokは今トレンディなSNSです。短い動画を投稿したり、ライブ配信したりと色々な表現ができます。

【中国語】歌詞から学ぶ発音と単語

歌をただ聞き流すだけではBGMで終わってしまいます。

歌を「教材」に変えるための3ステップを見ていきましょう。

ステップ1:歌詞をピンイン付きで書き写す

まずは歌詞サイトや動画の字幕を見て、ノートに書き写しましょう。

この時、わからない漢字には必ずピンインを振ります。

ステップ2:直訳できない「比喩」を知る

歌詞には、日常会話では使わない比喩表現がたくさん出てきます。

  • 人海(rén hǎi):人の波、人ごみ。多くの人々の中からあなたを見つけた、という文脈でよく使われます。
  • 拥抱(yōng bào):抱きしめる。ハグする。「愛」を直接言わずに動作で示す際によく登場します。

このように色々な「歌だからこそ」を知るきっかけになるので、日常会話以上の学びがあるのです。

ステップ3:声調を忘れてリズムに乗る

歌っている最中は、四声(トーン)を気にする必要はありません。メロディに合わせて、ネイティブの発音の「口の形」と「リエゾン(音のつながり)」を真似することに集中してください。

歌をうまく歌うよりは、日本語で歌を歌うようにとにかく「楽しく、何度も歌う」ことで、段々と慣れていくでしょう。

【中国語】今すぐ聴くべき人気歌手

「誰から聴けばいいかわからない」という方のために、現代C-POP界で「この人を聴いておけば間違いない」というアーティストをご紹介します。

バラードの貴公子:周興哲(Eric Chou)

台湾出身のシンガーソングライターです。彼の曲は「失恋ソング」として有名で、切ないメロディと透き通った歌声が特徴です。

発音が非常にクリアで聴き取りやすく、テンポもゆったりしているため、学習者にとって最高の教材となります。

歌詞のワンフレーズ学習

この曲のサビにある「你好不好(nǐ hǎo bu hǎo|元気にしてる?)」は、別れた恋人を気遣う切ない言葉ですが、日常会話でも「調子はどう?」と聞く際によく使われる表現です。

【中国語】洋楽・ディズニー曲の中国語カバー

【中国語】歌詞から学ぶ発音と単語

「知らない曲を覚えるのはハードルが高い」という方におすすめなのが、「すでに知っている曲の中国語バージョン」を聴くことです。

ディズニーソングは最強の教材

『アナと雪の女王』の「Let It Go」などは、中国語版(随它吧)も非常に有名です。メロディが頭に入っているため、「この日本語の歌詞は、中国語だとこう表現するのか!」という発見がしやすく、記憶への定着率が段違いです。

英語/日本語中国語タイトル(ピンイン)ポイント
Let It Go随它吧(suí tā ba)「流れに身を任せよう」というニュアンス。
A Whole New World新的世界(xīn de shì jiè)アラジンの名曲。デュエット練習に最適。

YouTubeやSpotifyで「Disney Chinese」と検索するとたくさん出てくるので、ぜひお気に入りの一曲を探してみてください。

まとめ

こちらの記事では「中国語の歌」をテーマに、おすすめのジャンルや歌手、洋楽カバーの活用法について解説しました。最後に重要なポイントを復習しましょう。

  • 学習にはテンポの遅い「バラード(抒情歌)」が最適
  • 歌詞の比喩表現を知ることで、語彙力が深まる
  • 「周興哲(Eric Chou)」などの発音がクリアな歌手を選ぶ
  • ディズニーなどの「知っている曲の中国語版」は入りやすい

お風呂に入っている時、料理をしている時、ついつい口ずさんでしまう中国語の歌が一曲あれば、あなたの語学力は楽しみながら勝手に伸びていきます。

まずは「你好不好」を一回聴いてみてください。その切ないメロディの虜になるはずです。

歌詞の意味をより深く理解するために、基本となる「ピンイン」や「声調」も合わせて復習しておきましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

監修者:Fei
中国北京市出身。北京首都師範大学卒業、筑波大学大学院修了。
指導歴15年、「美しい中国語」を届ける人気講師として幅広く支持されている。
HSK公式単語アプリのナレーターを務め、2025年大阪万博中国パビリオンで日中バイリンガル司会を担当。YouTubeでは今どき中国語「フェイ先生の声日記」を発信中。

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