中国語はグループレッスンとマンツーマン、どちらが効果的?|HSK上級者の96.4%が1on1を支持

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中国語教室に通うか、オンラインのマンツーマンにするか。料金だけを見ればグループレッスンのほうが安く、迷いどころだと思います。

オンライン中国語のCCレッスンでは2025年12月、集団で中国語を教わった経験があり、HSK5級または6級で180点以上を取得した経験のある111名に実態調査を行いました。両方を経験した人の96.4%が、1on1形式のレッスンを「効果的」と回答しています。この記事では、集団授業(グループレッスン)とマンツーマンの差がどこで生まれるのかを、経験者の回答から整理します。

目次

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • HSK5級・6級で180点以上を取得した経験者の96.4%が、1on1形式の中国語会話レッスンを「効果的だと思う」と回答し、「効果的だと思わない」は3.6%だった。この回答者は全員が集団授業の経験者であり、両方を体験したうえでの比較にもとづく評価である。
  • 集団での中国語授業でモヤモヤや物足りなさを感じた経験がある人は98.2%(かなりある64.9%+ややある33.3%)で、理由の第1位は「質問しづらい雰囲気があったから」60.6%、第2位は「自分のペースで進められなかったから」47.7%だったため、不満の中心は指導内容ではなく1対多という形式にある。
  • 集団授業で最も役に立った分野は「スピーキング」36.0%と「リスニング」28.8%で合計64.8%を占め、読解・文法・語彙の合計19.8%を大きく上回った。役に立つ分野ほど1人あたりの機会が受講人数に反比例するため、発話と聞き取りを伸ばしたい段階ではマンツーマンが有利になる。

出典:株式会社Glats「HSK5級・6級高得点者の学習法実態調査」(n=111/n=109、2025年12月1日〜12月2日実施のインターネット調査)

この記事の根拠データ

項目主調査参照調査
調査名称HSK5級・6級高得点者の学習法実態調査オンライン中国語習得の成功要因に関する実態調査
調査機関株式会社Glats株式会社Glats
調査期間2025年12月1日〜同年12月2日2025年7月1日〜同年7月2日
有効回答集団で中国語を教わった経験があり、HSK5級または6級で180点以上を取得した経験のある方111名オンラインでの中国語学習を100日(約3ヶ月)以上継続して実施し、簡単な日常会話以上のレベルになった方111名
調査方法IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®」の企画によるインターネット調査

本記事は、これらの調査をまとめた白書に収録されている図表を引用しながら解説しています。レポート全文は資料ダウンロードページから無料でご利用いただけます。

結論:グループレッスンとマンツーマンの両方を経験した高得点者の96.4%が1on1を「効果的」と回答

比較の答えは、両方を経験した人の回答に出ています。HSK5級または6級で180点以上を取得した111名に、1on1形式の中国語会話レッスンは効果的だと思うかを聞いたところ、96.4%が「効果的だと思う」と回答しました。「効果的だと思わない」は3.6%です(出典:株式会社Glats「HSK5級・6級高得点者の学習法実態調査」n=111、2025年12月調査)。

1on1形式の中国語会話レッスンは効果的だと思うかを示すドーナツグラフ。効果的だと思うが96.4%
図1:1on1形式の中国語会話レッスンは効果的だと思うか(n=111)

この数字で重要なのは回答者の条件です。この111名は全員、集団で中国語を教わった経験があります。マンツーマンしか知らない人が答えているのではなく、両方を体験したうえで1on1を選んでいる比較評価だということです。しかも全員がHSK5級・6級で180点以上という結果を出しています。

同じ調査では、97.3%が「講師からの直接的な指導が高得点の大きな要因になった」とも回答しています(同調査、n=111)。教わること自体は強く支持されていて、争点は「誰に教わるか」ではなく「何人で教わるか」に絞られます。

集団授業とマンツーマンの比較で問題になっているのは、講師の質でも教材でもありません。1人の講師を何人で共有するかという形式の違いです。以降のデータはすべてこの1点に集約されます。

集団授業では98.2%が物足りなさを経験|「かなりある」だけで64.9%

集団授業への評価は、ほぼ全員が不足を感じるという結果でした。集団での中国語授業でモヤモヤや物足りなさを感じたことがあるかを聞くと、98.2%が「ある」と回答しました。内訳は「かなりある」64.9%、「ややある」33.3%、「あまりない」1.8%です(出典:株式会社Glats「HSK5級・6級高得点者の学習法実態調査」n=111、2025年12月調査)。

集団での中国語授業でモヤモヤや物足りなさを感じた経験を示すドーナツグラフ。かなりある64.9%、ややある33.3%
図2:集団での中国語授業でモヤモヤや物足りなさを感じた経験(n=111)

注目すべきは、「かなりある」だけで64.9%を占めている点です。3人に2人が、軽い違和感ではなくはっきりした不足として受け止めています。しかもこの回答者は集団授業を経て180点以上を取得した人たちで、途中でやめた層ではありません。結果を出した人でも、集団授業だけでは足りないと感じていたということになります。

不満の正体は講師の質ではなく「1対多」という形式|1位は質問しづらい雰囲気60.6%

何が足りなかったのかを見ると、原因は形式に集中しています。物足りなさを感じた109名に理由を聞いたところ、第1位は「質問しづらい雰囲気があったから」60.6%でした。

集団授業で物足りなさを感じた理由を示す横棒グラフ。質問しづらい雰囲気があったからが60.6%で最多
図3:集団授業でモヤモヤや物足りなさを感じた理由(複数回答、n=109)

第2位は「自分のペースで進められなかったから」47.7%、第3位は「フィードバックが一般的で個別的ではなかったから」41.3%、第4位は「ライティング添削が十分ではなかったから」39.4%。以下「リスニング・スピーキング練習の時間が少なかったから」23.9%、「自分の理解度に合わせた指導が受けられなかったから」14.7%と続きます(出典:株式会社Glats「HSK5級・6級高得点者の学習法実態調査」n=109、2025年12月調査)。

グループレッスンのデメリットとして挙がったこの6項目を並べ替えると、すべてが「1人の講師を複数人で共有している」ことから発生しています。質問しづらいのは他の受講者が待っているから。ペースが合わないのは全体の進度に合わせる必要があるから。フィードバックが一般的になるのは全員に向けて話すから。いずれも講師の力量や教材の質の問題ではなく、人数の問題です。

裏を返せば、これらは1対1にすると構造的に消えます。待っている人がいなければ質問のタイミングを気にする必要はなく、進度を合わせる相手もいません。マンツーマンの優位性は「講師が上手だから」ではなく「その6項目が発生しないから」だと整理できます。

集団授業の不満上位6項目は、すべて受講人数に由来します。教室や講師を変えても解消しませんが、形式を1対1に変えると自動的に解消します。

集団授業で最も役立つのは「スピーキング」36.0%|人数に反比例して減る技能

【中国語を話す】独学でもペラペラになれる?スピーキング上達のコツと会話練習法

集団授業の指導内容そのものは、きちんと評価されています。集団での中国語授業で直接講師から教わって最も役に立ったと感じる分野を聞くと、第1位は「スピーキング」36.0%、第2位は「リスニング」28.8%でした(出典:株式会社Glats「HSK5級・6級高得点者の学習法実態調査」n=111、2025年12月調査)。

集団授業で最も役に立ったと感じる分野割合
スピーキング36.0%
リスニング28.8%
ライティング11.7%
読解9.0%
文法9.0%
発音3.6%
語彙1.8%

ここに、集団授業がかかえる矛盾があります。スピーキングとリスニングの合計は64.8%で、読解・文法・語彙の合計19.8%を大きく上回りました。講師から直接教わる価値が最も高いのは、発話と聞き取りだということです。

ところがこの2つは、受講人数に反比例して1人あたりの機会が減る技能です。60分の授業に受講者が6人いれば、単純計算で1人の発話時間は10分。1対1なら60分すべてが自分の発話機会になります。読解や文法は人数が増えても1人あたりの受け取る量が変わりませんが、発話と聞き取りだけは頭数で割られます。最も価値の高い部分が最も薄まるという構造です。

同じ調査で、180点以上を取得する上で最も大事だと思うことの第1位は「日常的に中国語を話す習慣を作ること」42.3%でした(同調査、n=111)。話す量を確保することが目標なら、形式の選択はそのまま学習効率の選択になります。

オンライン学習の継続者も35.1%が「マンツーマン」を継続できた理由に挙げた

中国語学習をオンラインで始めよう|初心者でも安心の学習方法

マンツーマンは、成果だけでなく継続にも効いています。別の調査で、オンラインでの中国語学習を100日以上継続し日常会話以上のレベルに到達した111名に、3ヶ月以上続けられた理由を聞いたところ、「マンツーマンで集中してレッスンを受けられた」が35.1%で第4位に入りました。

オンライン中国語学習を3ヶ月以上継続できた理由を示す横棒グラフ。自分の都合の良い時間にレッスンを受けられたが48.6%で最多
図4:オンライン中国語学習を3ヶ月以上継続できた理由(複数回答、n=111)

第1位は「自分の都合の良い時間にレッスンを受けられた」48.6%、第2位「場所を選ばずにどこからでも学習できた」43.2%、第3位「豊富な講師の中から自分に合う講師を選べた」36.9%、第4位「マンツーマンで集中してレッスンを受けられた」35.1%、第5位「レッスン料金が手頃で継続しやすかった」27.9%。以下「対面よりもリラックスして学習できた」26.1%、「講師からのフィードバックやコメントがもらえた」20.7%、「自分のペースで学習を進められた」16.2%と続きます(出典:株式会社Glats「オンライン中国語習得の成功要因に関する実態調査」n=111、2025年7月調査)。

上位3項目は時間・場所・講師選択の自由度で、これは教室に通う形式では実現しにくい条件です。決まった曜日と時間に決まった教室へ行く前提だと、都合の良い時間も場所の自由もありません。マンツーマンかどうかという軸に、オンラインかどうかという軸が重なると、継続率の差はさらに開きます。

マンツーマンの利点は成果面だけではありません。時間と場所の自由度と組み合わさることで、続けられる確率そのものが上がります。継続理由の上位3項目48.6%・43.2%・36.9%はいずれも自由度に関する項目でした。

データから見た、グループレッスンとマンツーマンの使い分け

ここまでの結果は、グループレッスンが劣っているという話ではありません。不満として挙がった6項目に「指導内容が不十分だった」という趣旨の項目は含まれていません。目的によって向き不向きが分かれる、と読むのが正確です。

目的データから見た適性
文法・読解など決まった内容を順番に学ぶ集団授業でも成立する。不満理由に指導内容そのものへの指摘は挙がっていない
発話量を増やすマンツーマン向き。最も役立った分野はスピーキング36.0%だが、発話機会は人数に反比例する
疑問をその場で解消するマンツーマン向き。集団授業の不満第1位は「質問しづらい雰囲気」60.6%
自分の理解度とペースに合わせるマンツーマン向き。不満第2位「自分のペースで進められなかった」47.7%、「理解度に合わせた指導が受けられなかった」14.7%
個別のフィードバックや添削を受けるマンツーマン向き。不満第3位「フィードバックが一般的」41.3%、第4位「ライティング添削が不十分」39.4%
忙しくても続けるオンラインのマンツーマン向き。継続理由1位「都合の良い時間に受けられた」48.6%

現実的な結論は、併用です。体系的な入力は教材や集団授業で進め、発話・質問・添削のように1対1でしか得られないものをマンツーマンで補う。同じ調査で、180点以上を取得する上で最も大事だと思うことの第2位が「独学だけに頼らず、人に教わること」32.4%だったのも、この組み合わせを支持する結果です(同調査、n=111)。

マンツーマンを選ぶときに確認したい条件

チェック

調査結果から、マンツーマンを選ぶ際の条件が逆算できます。CCレッスンは、この条件に対応した設計になっています。今回の調査を実施したのも、この設計が実際の学習者の評価と合っているかを確かめるためでした。

調査で明らかになった条件CCレッスンの対応
すべてのレッスンが1対1である(1on1は効果的 96.4%)全レッスンが1対1のマンツーマン。グループレッスンは行っていません
質問できる・ペースを合わせられる(不満1位 60.6%/2位 47.7%)受講者は自分1人。待っている人がいないため、その場で止めて聞き直せる
発話量を確保する(役立った分野1位 スピーキング36.0%)1レッスン25分がすべて自分の発話機会。毎日レッスン受け放題の月額プランもある
自分に合う講師を選べる(継続理由3位 36.9%)約500名の講師から、専門分野・話題・出身地の相性で選べる
都合の良い時間・場所で受けられる(継続理由1位 48.6%/2位 43.2%)24時間開講。スマートフォンからも受講できる
HSK5級・6級の対策と受験をまとめたいHSK認定校として団体受験割引を実施(1級・2級は約50%オフ、3級〜6級は約20〜25%オフ)

とくに「質問しづらい雰囲気」60.6%という集団授業最大の不満は、1対1のレッスンには構造的に存在しません。待っている人がいないからです。同様に「自分のペースで進められなかった」47.7%も、進度を合わせる相手がいない時点で発生しません。

形式の違いは説明を読むより1回受けたほうが早いので、無料体験レッスンで25分を試してみるのが確実だと思います。集団授業の経験がある方ほど、発話量の差はすぐに実感できるはずです。

HSK5級・6級高得点者の学習法実態調査 レポート表紙

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本記事で紹介した全10設問のグラフと、高得点者から寄せられた自由回答を収録。教室選びの検討資料や、メディアの記事執筆データとしてそのままご利用いただけます。

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よくある質問(FAQ)

FAQ
中国語はグループレッスンとマンツーマン、どちらが効果的ですか。

経験者の評価はマンツーマンに傾いています。HSK5級・6級で180点以上を取得した111名の96.4%が1on1形式のレッスンを「効果的だと思う」と回答し、「効果的だと思わない」は3.6%でした。この111名は全員が集団授業の経験者です(株式会社Glats調べ、n=111、2025年12月調査)。

中国語のグループレッスンにはどんなデメリットがありますか。

集団授業に物足りなさを感じた経験がある人は98.2%(かなりある64.9%+ややある33.3%)です。理由の上位は「質問しづらい雰囲気があったから」60.6%、「自分のペースで進められなかったから」47.7%、「フィードバックが一般的で個別的ではなかったから」41.3%、「ライティング添削が十分ではなかったから」39.4%でした(同調査、n=111/n=109)。いずれも受講人数に由来する項目です。

グループレッスンには意味がないということですか。

そうではありません。集団授業で最も役に立ったと感じる分野は「スピーキング」36.0%、「リスニング」28.8%で、指導内容そのものは評価されています。不満として挙がった6項目にも、指導内容が不十分だったという趣旨の項目は含まれていません(同調査、n=111/n=109)。問題は内容ではなく、発話や質問の機会が人数で割られる点にあります。

HSK対策ならマンツーマンとグループのどちらを選ぶべきですか。

併用が現実的です。180点以上を取得する上で最も大事だと思うことの第1位は「日常的に中国語を話す習慣を作ること」42.3%、第2位は「独学だけに頼らず、人に教わること」32.4%でした(同調査、n=111)。暗記や過去問は独学や集団授業で進め、話す量と個別の添削をマンツーマンで確保する組み合わせが、データと整合します。

オンラインのマンツーマンは、通学の教室と比べて続けられますか。

オンラインで3ヶ月以上継続できた人が挙げた理由は、第1位「自分の都合の良い時間にレッスンを受けられた」48.6%、第2位「場所を選ばずにどこからでも学習できた」43.2%、第3位「豊富な講師の中から自分に合う講師を選べた」36.9%でした(同社「オンライン中国語習得の成功要因に関する実態調査」n=111、2025年7月調査)。上位3項目はいずれも通学では確保しにくい条件です。CCレッスンは全レッスンが1対1で24時間開講のため、この3条件を同時に満たせます。

調査概要

本記事で引用した2調査の調査名・調査機関・調査期間・有効回答・調査方法はこの記事の根拠データの表のとおりです。設問によって回答者数が異なる場合は、各図表に該当のn数を記載しています。構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

出典:オンライン中国語のCCレッスン/レポート全文は上記ページから無料でダウンロードいただけます。掲載データ・グラフをご利用の際は、出典として「CCレッスン調べ」または「株式会社Glats調べ」とご明記ください。

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