海外旅行や留学先で体調を崩したとき、自分の症状を中国語で伝えられないと不安ですよね。「我有发烧」と直訳してしまいがちですが、これは実はネイティブには不自然に聞こえる表現です。
本記事ではCC LESSONチャンネルの解説動画をベースに、炎症・アレルギー・痛み・風邪・インフル・コロナなどの症状を、自然な中国語で伝える方法を整理します。
中国渡航・出張・留学を予定している方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 中国語では「熱がある」は我发烧了と言い、日本語のように「有」を使うと不自然になる。
- 炎症は发炎、アレルギーは对~过敏、痛みは部位+疼/痛で表現する。
- 病名は得了+病名の形が基本で、インフルは流感、コロナは新冠と省略して言うことが多い。
「私は熱があります」を中国語で正しく言う

「私は熱があります」を直訳すると「我有发烧」となりがちですが、これは不自然です。正解は次の通り。
例:我发烧了。
拼音:wǒ fāshāo le.
意味:私は熱があります(熱が出ました)。
中国語では炎症がある場面以外で「有」をあまり使わないのがポイント。日本語の「ある」に引きずられないよう注意してください。
炎症がある場合は「发炎(fāyán)」

歯・喉・目など、特定の箇所に炎症がある場合は「发炎(fāyán)」を使います。
例:牙发炎了。
拼音:yá fāyán le.
意味:歯に炎症があります。
例:嗓子发炎了。
拼音:sǎngzi fāyán le.
意味:喉に炎症があります。
総合的に「炎症がある」と言いたいときは「有炎症(yǒu yánzhèng)」と「有」を使ってもOKです。
アレルギーは「对~过敏(duì ~ guòmǐn)」

何かにアレルギーがある時は「对+対象+过敏」の形を使います。「对」は省略してもOK。
例:我对酒精过敏。
拼音:wǒ duì jiǔjīng guòmǐn.
意味:私はアルコールにアレルギーがあります。
例:我对花粉过敏。
拼音:wǒ duì huāfěn guòmǐn.
意味:花粉症があります。
花粉症は特別に「花粉症(huāfěnzhèng)」とそのまま言ってもOKです。
痛みは「疼(téng)」または「痛(tòng)」

どこかが痛いときは「部位+疼/痛」の形を使います。
例:头疼。
拼音:tóu téng.
意味:頭が痛いです。
例:肚子疼。
拼音:dùzi téng.
意味:お腹が痛いです。
「疼」と「痛」は同じ意味で使い方も同じですが、疼は話し言葉、痛は書き言葉として使われることが多いです。
風邪・病気は「感冒」「得了~病」

風邪を引いたときは「感冒(gǎnmào)」を使います。動詞としても名詞としても使えます。
例:我感冒了。
拼音:wǒ gǎnmào le.
意味:私は風邪を引きました。
具体的な病名を伝えるときは「主語+得了+病名」の形を使います。
例:他得了肺炎。
拼音:tā dé le fèiyán.
意味:彼は肺炎になりました。
インフルエンザ・コロナの言い方

近年よく使う症状名もまとめておきます。
①インフルエンザ「流感(liúgǎn)」
正式名称は「流行性感冒(liúxíngxìng gǎnmào)」ですが、日常会話では「流感(liúgǎn)」と省略します。
例:我得了流感。
拼音:wǒ dé le liúgǎn.
意味:インフルエンザにかかりました。
②コロナ「新冠(xīnguàn)」
新型コロナウイルスの正式名称は「新型冠状病毒(xīnxíng guànzhuàng bìngdú)」ですが、日常会話では「新冠(xīnguān)」と省略します。
例:我得了新冠。
拼音:wǒ dé le xīnguān.
意味:コロナにかかりました。
最後につまずき易いポイントをチェック!
症状を伝えるときによくある間違いを整理します。
- 「我有发烧」→ 我发烧了(「有」は炎症の場面以外あまり使わない)
- 「我有头痛」→ 头疼/我头疼(「部位+疼」の形)
- アレルギーを言うとき:对〜过敏のセットで覚える
- 具体的な病名は得了+病名で表現する
体調が悪いときに焦らず伝えられるよう、ぜひ繰り返し声に出して練習しておきましょう!
まとめ
最後に、本記事で押さえたポイントを整理します。
- 「熱がある」は我发烧了(有を使わない)
- 炎症は部位+发炎、総合的には有炎症
- アレルギーは对〜过敏、痛みは部位+疼/痛
- 風邪は感冒、病名は得了+病名、インフル=流感、コロナ=新冠
体調不良のときに正しい中国語で症状を伝えられると、医師にもスムーズに状況を共有できます。今日のうちに繰り返し声に出して、いざというときに備えておきましょう。


