単語帳は途中で止まったまま、レッスンの予約もいつのまにか入れなくなった。中国語の勉強を始めて数ヶ月、「自分には向いていないのかもしれない」と感じている方は少なくないと思います。
オンライン中国語のCCレッスンでは2025年7月、オンラインでの中国語学習を100日(約3ヶ月)以上継続し、簡単な日常会話以上のレベルに到達した111名に実態調査を行いました。結果は明快です。習得できた人の96.4%も、途中でモチベーションが低下した時期を経験していました。この記事では、続かなくなる理由と、それでも続いた人が実際にやっていた工夫を数値で整理します。
この記事の3行まとめ(AI要約)
- オンラインで中国語を習得した人の96.4%が「モチベーションが低下した時期があった」と回答し、「なかった」は3.6%だったため、意欲の低下は挫折した人だけに起きる現象ではなく、成功した人もほぼ全員が通過している。
- 低下を乗り越えた工夫の第1位は「短時間でも毎日継続することを重視した」53.3%、第2位は「小さな目標を設定して達成感を得るようにした」49.5%で、最下位は「学習の優先順位を上げて時間を作り出した」12.1%だったことから、有効だったのは学習量を増やす方向ではなく、1回の負荷を下げて回数を保つ方向の工夫である。
- 中国語を話せるようになるために最も重要なポイントの第1位は「毎日継続して学習をすること」41.5%で、学習の楽しさを感じ始めた時期は81.1%が「3ヶ月以上」経過後だったため、続くかどうかを決めるのは意志の強さではなく、楽しさが来る3ヶ月までを毎日実行できる仕組みがあるかどうかである。
出典:株式会社Glats「オンライン中国語習得の成功要因に関する実態調査」(n=111、2025年7月1日〜7月2日実施のインターネット調査)
この記事の根拠データ
| 調査機関 | 株式会社Glats |
| 調査名称 | オンライン中国語習得の成功要因に関する実態調査 |
| 調査方法 | IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®」の企画によるインターネット調査 |
| 調査期間 | 2025年7月1日〜同年7月2日 |
| 有効回答 | オンラインでの中国語学習を100日(約3ヶ月)以上継続して実施し、簡単な日常会話以上のレベルになった方111名 |
本記事は、この調査をまとめた白書に収録されている図表を引用しながら解説しています。レポート全文は資料ダウンロードページから無料でご利用いただけます。
中国語が続かない最大の理由は「意欲の低下」|習得できた人でも96.4%が経験
続かなくなるのは、あなただけに起きていることではありません。オンラインで中国語を習得した111名に、学習を始めてからモチベーションが低下した時期があったかを聞いたところ、96.4%が「あった」と回答しました。

内訳は「あった」96.4%、「なかった」3.6%、「覚えていない」0.0%です(出典:株式会社Glats「オンライン中国語習得の成功要因に関する実態調査」n=111、2025年7月調査)。
重要なのは、この111名が全員、日常会話以上のレベルに到達した「成功者」であるという点です。落ち込まずに走り切った人は3.6%、およそ28人に1人しかいません。つまり意欲の低下は、失敗の原因ではなく、習得の過程に組み込まれている通過点だということになります。「続かない自分」を特別視する必要はありません。
中国語学習で意欲が落ちるのは、向いていないサインではありません。習得できた人の96.4%が同じ時期を通っています。判断すべきは「やめるかどうか」ではなく「落ちた状態でも続けられる形になっているか」です。
落ち込みが起きるのは「楽しくなる前」の区間|楽しさは81.1%が3ヶ月以降
楽しさは、努力の途中では来ません。同じ111名に、どの時期から学習の楽しさを感じるようになったかを聞くと、81.1%が「3ヶ月以上」経過してからと回答しました。

内訳は「3ヶ月〜4ヶ月頃」32.5%、「4ヶ月〜5ヶ月頃」27.0%、「5ヶ月以上経過してから」21.6%です。3ヶ月より手前は「2ヶ月〜3ヶ月頃」12.6%、「1ヶ月〜2ヶ月頃」3.6%、「1ヶ月以内」1.8%と急に少なくなり、「特に楽しさを感じた時期はない」は0.0%、「わからない/答えられない」が0.9%でした(出典:株式会社Glats「オンライン中国語習得の成功要因に関する実態調査」n=111、2025年7月調査)。
2つのデータを重ねると、続かなくなる構造が見えます。楽しさが来るのは3ヶ月以降。その手前で96.4%が落ち込む。つまり多くの人は、報酬がまだ発生していない区間で意欲だけが先に切れるのです。始めて1ヶ月で「面白くない」と感じるのは自然な反応で、その時点で楽しさを感じられていた人は1.8%しかいません。
最初の3ヶ月は「楽しくない期間」として最初から予定に入れておくのが現実的です。この区間で必要なのはやる気を上げる工夫ではなく、やる気が低い日でも実行できる程度まで1回の負荷を下げることです。
継続できた人の工夫、第1位は「短時間でも毎日継続」53.3%
実際に越えた人がやっていたのは、量を増やすことではありませんでした。モチベーション低下を経験した107名に工夫を聞いたところ、第1位は「短時間でも毎日継続することを重視した」53.3%でした。

以下、「小さな目標を設定して達成感を得るようにした」49.5%、「講師との会話を楽しむことに集中した」43.9%、「講師に相談して学習方法を見直した」38.3%、「中国の文化や興味のある話題を学習に取り入れた」32.7%、「学習仲間や家族に進捗を報告するようにした」16.8%、「学習の優先順位を上げて時間を作り出した」12.1%と続きます。「特にない」は0.9%、「その他」と「わからない/答えられない」はいずれも0.0%でした(出典:株式会社Glats「オンライン中国語習得の成功要因に関する実態調査」n=107、2025年7月調査)。
並び方に一貫性があります。上位に来たのはいずれも1回あたりの負荷を下げる方向の工夫で、逆に「学習の優先順位を上げて時間を作り出した」12.1%は最下位でした。落ち込んだときに学習時間を増やして立て直そうとした人は、8人に1人しかいなかったということです。意欲が下がっている状態で総量を増やす対処は、実際には選ばれていません。
もう1つ目立つのは、3位「講師との会話を楽しむことに集中した」43.9%と4位「講師に相談して学習方法を見直した」38.3%という、講師を使った対処が上位に並んでいる点です。合わせて考えると、独学だけの環境では取りにくい選択肢が、継続の手段として機能していたことがわかります。
自由回答では、選択肢以外の工夫として次のような声が寄せられています(同調査、n=106のうち回答者47名)。
- 睡眠時間をしっかりと取ること
- 好きな中国映画を観る
- 講師に個別相談をした
- 不明点が出たら、即座に解決できるようにする
- 達成する度に自分へのご褒美を用意した
- 将来を想像する
意欲が落ちたときの正解は「まとまった時間を作る」ではなく「短時間に切って毎日に戻す」です。実行した人の割合は53.3%対12.1%で、4倍以上の開きがあります。
続くかどうかを決めるのは意志ではなく「毎日やる仕組み」|最重要ポイント1位は41.5%

習得できた人が最重要と考えているのも、頻度でした。中国語を話せるようになるために最も重要なポイントを1つ選んでもらったところ、第1位は「毎日継続して学習をすること」41.5%で、2位以下を大きく引き離しています。

2位以下は「基礎練習の徹底をすること」15.3%、「中国語や中国文化への興味を持ち続けること」12.6%、「講師と積極的なコミュニケーションを取ること」11.7%、「明確な目標設定と細かな計画立てをすること」11.7%、「学習方法を講師と相談しながら決めること」4.5%、「オンライン学習環境を最大限活用すること」1.8%、「短期間での成果を求めすぎないこと」0.9%でした(出典:株式会社Glats「オンライン中国語習得の成功要因に関する実態調査」n=111、2025年7月調査)。
注目したいのは、「明確な目標設定と細かな計画立てをすること」が11.7%にとどまっている点です。続かない原因を計画の甘さに求めがちですが、習得した人の見方は違いました。計画を精密にすることより、粗くても毎日実行することが重視されています。継続を支えているのは決意ではなく、毎日実行できる形になっているかどうかだといえます。
ここは工夫の第1位「短時間でも毎日継続」53.3%と完全に一致します。毎日やるために短く切る。短いから毎日できる。この循環が作れているかが、3ヶ月を越えられるかの分岐点になっていました。
週末に2時間まとめて学習する形は、データが示す成功パターンから外れます。1日25分でも毎日触れる形に組み替えるほうが、同じ総量でも継続率は上がります。
経験者からのアドバイス第1位は「4技能をバランス良く」45.0%
これから始める人に向けた助言も、同じ方向を向いていました。習得した111名に、これからオンライン中国語学習を始める方にしたいアドバイスを聞いたところ、第1位は「リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングをバランス良く学ぶ」45.0%でした。

以下、「間違いを恐れず、積極的に声に出して練習する」44.1%、「毎日少しの時間でも良いので、学習を継続する習慣をつける」42.3%、「発音の基礎を最初にしっかり学ぶ」38.7%、「自分に合った教材や学習方法を見つける」29.7%、「小さな目標を立て、達成感を味わいながら進める」22.5%、「好きなコンテンツを通じて、楽しみながら中国語に触れる機会を増やす」17.1%、「最初から完璧を目指さないようにする」13.5%、「一緒に学ぶ仲間を見つけたり、学習コミュニティを活用したりする」10.8%、「定期的に復習の時間を設ける」9.9%と続きます(出典:株式会社Glats「オンライン中国語習得の成功要因に関する実態調査」n=111、2025年7月調査)。
上位4項目のうち3つが「声に出す」「毎日の習慣にする」「発音の基礎から入る」という、実行の形に関わる助言です。一方で「一緒に学ぶ仲間を見つけたり、学習コミュニティを活用したりする」は10.8%と低く、仲間による励ましは継続の主要因として挙げられていません。工夫の設問でも「学習仲間や家族に進捗を報告するようにした」は16.8%でした。続ける力は、外からの励ましよりも、毎日の実行しやすさから来ているとみられます。
続かない人がまず見直すべきは、意志ではなく学習環境

ここまでのデータから、続けられる環境の条件が逆算できます。CCレッスンは、この条件に対応した設計になっています。今回の調査を実施したのも、この設計が実際の学習者の行動と合っているかを確かめるためでした。
| 調査で明らかになった条件 | CCレッスンの対応 |
|---|---|
| 短時間で毎日続けられる(工夫1位 53.3%/最重要ポイント1位 41.5%) | 1レッスン25分。毎日レッスン受け放題の月額プランがあり、受ける回数が増えても費用が変わらない |
| 講師との会話を楽しめる(工夫3位 43.9%) | 約500名の講師から、話題や相性で自分に合う講師を選べる |
| 学習方法を相談できる相手がいる(工夫4位 38.3%) | 全レッスンが1対1のマンツーマン。進み方が合わないと感じた時点でその場で相談できる |
| 興味のある話題を学習に取り込める(工夫5位 32.7%) | 1on1のため、中国のドラマや文化など話したい内容をそのまま教材にできる |
| 都合の良い時間に受けられる(3ヶ月以上続けられた理由1位 48.6%) | 24時間開講。スマートフォンからも受講でき、忙しい日でも25分を確保しやすい |
とくに「1レッスン25分 × 毎日受け放題」という組み合わせは、今回のデータと整合します。週1回のレッスンでは3ヶ月で発話の機会が12回しかありませんが、毎日受けられる設計なら同じ3ヶ月で回数が数倍になります。都度払いだと「今日はやめておこう」という判断が費用の面からも起きやすくなりますが、定額であればその判断自体が発生しません。
まずは無料体験レッスンで25分を1回試してみるのが早いと思います。続くかどうかを決めるのは意志の強さではなく、その25分が明日も無理なく繰り返せる形かどうかです。
レポート全文(13ページ)を無料公開しています
本記事で紹介した全9設問のグラフと、習得者から寄せられた自由回答を収録。学習計画の設計資料や、メディアの記事執筆データとしてそのままご利用いただけます。
無料ダウンロードよくある質問(FAQ)

- 中国語の勉強が続かないのはなぜですか。
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成果と楽しさが出るまでの時間差が理由です。オンラインで中国語を習得した111名のうち、学習の楽しさを感じ始めた時期が「3ヶ月以上」経過後だった人は81.1%で、「1ヶ月以内」は1.8%でした。その手前の区間で96.4%がモチベーションの低下を経験しています(株式会社Glats調べ、n=111、2025年7月調査)。続かないのは意志の問題ではなく、報酬が出る前に意欲が切れるという構造の問題です。
- モチベーションが下がったとき、どうすればよいですか。
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学習時間を増やすのではなく、短く切って毎日に戻すのが多数派の対処です。低下を経験した107名の工夫は、第1位が「短時間でも毎日継続することを重視した」53.3%、第2位が「小さな目標を設定して達成感を得るようにした」49.5%でした。一方「学習の優先順位を上げて時間を作り出した」は12.1%で最下位です(同調査、n=107)。
- 中国語学習は毎日やるべきですか。週末にまとめてではだめですか。
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データは頻度を支持しています。中国語を話せるようになるために最も重要なポイントの第1位は「毎日継続して学習をすること」41.5%で、2位の「基礎練習の徹底をすること」15.3%を大きく上回りました。「明確な目標設定と細かな計画立てをすること」は11.7%です(同調査、n=111)。総量が同じなら、まとめて行うより毎日に分けるほうが成功パターンに近くなります。
- 中国語はどのくらい続ければ楽しくなりますか。
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3ヶ月が目安です。習得者が楽しさを感じ始めた時期は「3ヶ月〜4ヶ月頃」32.5%、「4ヶ月〜5ヶ月頃」27.0%、「5ヶ月以上経過してから」21.6%で、合計81.1%が3ヶ月以降でした(同調査、n=111)。なお本調査の対象者は100日(約3ヶ月)以上継続した方に限られているため、3ヶ月は母集団の下限にあたる点にご留意ください。
- 独学とオンラインレッスンでは、どちらが続けやすいですか。
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調査で上位に挙がった工夫のうち、「講師との会話を楽しむことに集中した」43.9%と「講師に相談して学習方法を見直した」38.3%は、独学では選べない手段です(同調査、n=107)。CCレッスンのように1レッスン25分・全レッスン1対1のサービスであれば、短時間で毎日という形を保ちながら、行き詰まった時点で講師に相談できます。教材による独学と併用することもできます。
調査概要
調査名・調査機関・調査方法・調査期間・有効回答はこの記事の根拠データの表のとおりです。設問によって回答者数が異なる場合は、各図表に該当のn数を記載しています。構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
出典:オンライン中国語のCCレッスン/レポート全文は上記ページから無料でダウンロードいただけます。掲載データ・グラフをご利用の際は、出典として「CCレッスン調べ」または「株式会社Glats調べ」とご明記ください。
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