中国旅行の空港で使える中国語フレーズ!入国審査や会話例も紹介

中国旅行の空港で中国語が必要になる場面とは

中国旅行に行く際、特に初めての場合は「空港で言葉が通じなかったらどうしよう……」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

空港内の案内表示は英語併記が一般的で、主要空港では英語が通じる場面も多いですが、地方空港や店舗によっては中国語が必要になることもあります。簡単なフレーズをいくつか知っておくだけで、手続きや会話がグッとスムーズになるでしょう。

この記事では、空港到着後の入国手続きから荷物受け取り、税関検査まで、空港で役立つ中国語フレーズや会話例を場面ごとに紹介します。

この記事の3行まとめ(AI要約)
  • 中国の空港では入国審査・荷物受取・案内カウンターなどの場面で、中国語の基本フレーズを知っていると手続きがスムーズになる。
  • 場所を尋ねるときは「请问,~在哪里?」が万能表現で、トイレ・出口・荷物受取所など様々な場面で使える。
  • 入国審査では渡航目的・滞在日数・宿泊先を聞かれることが多いため、簡単な中国語で答えられるよう準備しておくと安心。
目次

中国旅行の空港で中国語が必要になる場面とは

中国旅行の空港でよく使う中国語フレーズ

中国の空港では、中国語が活躍するシーンがいくつかあります。あらかじめどんな場面かを把握しておくと、旅行当日も焦らずに対応できます。

空港内で中国語が役立つ主な場面

中国の空港で中国語が役立つのは、主に次のようなシーンです。

  • 入国審査場:渡航目的や滞在日数を質問されたとき
  • 手荷物受取エリア(バゲージクレーム):荷物が出てこない場合などに問い合わせるとき
  • 案内カウンター:施設の場所などを確認するとき
  • 店舗・飲食店:買い物や注文をするとき

英語は通じる?中国語は必要?

空港では、案内表示の多くに中国語と英語が併記されています。そのため、基本的な移動であれば中国語がわからなくても困ることはあまりありません。

ただし、問い合わせ時などは英語が通じないこともあり、空港によっては店舗や飲食店では中国語のみで対応している場合もあります。簡単な中国語フレーズを覚えておくと安心です。

中国旅行の空港でよく使う中国語フレーズ

まずは、場所を尋ねる基本フレーズから確認しましょう。覚えておくと、空港内のさまざまな場面で活用できます。

「~在哪里?」で場所を尋ねる

  • 请问,~在哪里?
    (Qǐngwèn,~ zài nǎlǐ?)

    すみませんが、~はどこですか?

「~在哪里(zài nǎlǐ)?」は、空港に限らずどこでも使える万能フレーズなので覚えておくと便利です。たとえば、以下のような場所を尋ねるときに使えます。

  • 案内カウンター:问询处(wèn xún chù)
  • 手荷物受取エリア:行李领取处(xíng lǐ lǐng qǔ chù)
  • 出口:出口(chū kǒu)
  • トイレ:洗手间(xǐ shǒu jiān)

また、「请问(qǐng wèn)」は直訳すると「お聞きしたいのですが」という意味で、丁寧な呼びかけ言葉です。質問の冒頭に添えるだけで印象が良くなるので、ぜひ使ってみましょう。

中国旅行の空港での入国手続きの流れと中国語

中国旅行の空港での入国手続きの流れと中国語

ここでは、空港での入国手続きと、入国審査で質問されやすい内容を紹介します。事前に流れを把握しておくと、当日も落ち着いて対応できます。

入国手続きのステップ

中国への入国は、おおむね以下の流れで進みます。

STEP
入国審査

入国審査場でパスポート(护照 hù zhào)などを確認します。観光など短期滞在の場合、ビザが不要になる措置が期間限定で実施されています。最新情報は外務省や中国大使館の公式情報を確認してください。

注:2026年1月より、入国カードは原則オンライン申告になっています。 

参考:外務省海外安全ホームページ

STEP
手荷物の受け取り

搭乗飛行機の便名が表示されているターンテーブルで手荷物をピックアップします。

STEP
税関検査

手荷物の検査をします。

  • 申告するものがない、または免税範囲内
    →緑のレーンを通過し終了。
  • 免税範囲を超える物品、検疫対象の物品、5,000米ドル相当額を超える外貨、もしくは20,000人民元を超える現金を持っている場合
    →赤のレーンに行き、申告書を提出、検査に進みます。

なお、出国時は保安検査や出国審査などの手続きがあります。

入国審査でのやり取り例

入国審査では、次のようなやり取りがあります。あらかじめ答えを準備しておきましょう。

中国語(係員)日本語訳中国語(回答例)日本語訳
问:请出示你的护照。
(Qǐng chūshì nǐ de hùzhào.)
問:パスポートを見せてください。(パスポートを渡す)
问:你来中国做什么?
(Nǐ lái Zhōngguó zuò shénme?)
問:中国には何をしに来ましたか?答:我是来旅游的。
(Wǒ shì lái lǚyóu de.)
答:観光です。
问:你在中国待几天?
(Nǐ zài Zhōngguó dāi jǐ tiān?)
問:中国には何日間滞在しますか?答:我在中国待五天。
(Wǒ zài Zhōngguó dāi wǔ tiān.)
答:5日間です。
问:你住在哪里?
(Nǐ zhù zài nǎlǐ?)
問:どこに泊まりますか?答:我住在〇〇酒店。
(Wǒ zhù zài 〇〇 jiǔdiàn.)
答:〇〇ホテルに泊まります。

回答時は、「旅游(lǚ yóu)」「五天(wǔ tiān)」「〇〇酒店(〇〇 jiǔ diàn)」など、単語のみでも通じます。

中国旅行の空港で使える中国語会話例

空港では入国審査以外に、案内カウンターでも中国語が話せると便利です。困ったことが起きたら、まず案内カウンターに向かいましょう。

案内カウンターでの会話例

案内カウンターで想定される会話例を紹介します。

  • 落とし物をしたとき
  • 请问,我丢了东西,应该去哪里?
    (Qǐngwèn, wǒ diū le dōngxi, yīnggāi qù nǎlǐ?)

    すみません、落とし物をしたのですが、どこに行けばよいですか?
  • 请去前面的失物招领处。
    (Qǐng qù qiánmiàn de shīwù zhāolǐng chù.)

    前方の遺失物取扱所へ行ってください。
  • 知道了。谢谢。
    (Zhīdào le. Xièxie.)

    わかりました。ありがとうございます。
  • SIMカードを購入したいとき
  • 请问,在哪里可以买SIM卡?
    (Qǐngwèn, zài nǎlǐ kěyǐ mǎi SIM kǎ?)

    すみませんが、SIMカードはどこで買えますか?
  • 在二楼的店里。
    (Zài èr lóu de diàn lǐ.)

    2階の店舗です。
  • 谢谢。
    (Xièxie.)

    ありがとうございます。

中国旅行の空港で役立つ中国語例文集

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空港での場面別に、実際に使いやすい例文をまとめました。声に出して練習しておくと本番で使いやすくなります。

空港でとっさに使える例文

次のようなフレーズを覚えておくと、いざというときに役立ちます。スマートフォンのメモに保存しておくのもよいでしょう。

  • 荷物トラブル

我的行李还没出来。
(Wǒ de xíngli hái méi chūlai.)

荷物が出てきません。

  • 税関での申告

这个行李需要申报吗?
(Zhège xíngli xūyào shēnbào ma?)

この荷物は申告が必要ですか?

  • 店舗での購入

可以刷卡吗?
(Kěyǐ shuākǎ ma?)

カードは使えますか?

  • 体調不良

我身体不舒服,有没有医务室?
(Wǒ shēntǐ bù shūfu, yǒu méiyǒu yīwùshì?)

体調が悪いのですが、医務室はありますか?

  • 聞き返し(あらゆるシーン)

请说得慢一点。
(Qǐng shuō de màn yìdiǎn.)

もう少しゆっくり話してもらえますか?

请再说一遍。
(Qǐng zài shuō yí biàn.)

もう一度言ってもらえますか?

特に聞き返しのフレーズは、空港以外のさまざまなシーンで使える便利な表現です。

まとめ

今回は、中国旅行の空港で役立つ中国語フレーズや会話例を紹介しました。重要なポイントをおさらいしましょう。

  • 空港では英語が通じる場面もあるが、簡単な中国語フレーズを知っておくと安心
  • 場所を尋ねるときは「~在哪里?(~はどこですか?)」が万能フレーズ
  • 入国審査では渡航目的・滞在日数・宿泊先を答えられるよう準備しておく
  • 聞き返すときは「请说得慢一点(もう少しゆっくり話してください)」「请再说一遍(もう一度言ってください)」が便利

スマートフォンの翻訳アプリの活用も有効です。音声入力やカメラ翻訳の機能もあるので、事前にダウンロードしておくと便利です。

言葉の壁があっても、伝えようとする姿勢は相手にも伝わります。ぜひ簡単なフレーズから試して、中国旅行を楽しんでください。

この記事を書いた人

中国語翻訳や記事監修も行うWebライター。
大学では中国語を専攻し、武漢へ語学留学。学生時代は中国語学習誌で中国関連イベントの取材・執筆を担当。
卒業後はシンクタンクで中国の産業調査や中国語ニュースの翻訳・校閲などに携わる。中国語検定2級・HSK6級取得。
留学・実務を通じて地域ごとの言葉や習慣の違いも体感し、文化的背景も踏まえた中国語コミュニケーションの大切さを意識した発信を心がけている。

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