中国語の料理に関する言葉を学ぼう

中国語の料理に関する言葉を学ぼう

中国語の料理に関する語彙には、食材や調理法だけでなく、中国の歴史や地域文化、食への価値観が色濃く反映されています。本ページでは、中国語の料理に関する語彙を切り口に、言葉の背景にある文化や日本との違いをわかりやすく紹介します。

目次

料理に関する中国語

中国料理のレシピに出てくる食材や味、調理法、食感などの語彙を確認してみましょう。

食材を表す語彙

牛肉牛肉niú ròu
豚肉猪肉zhū ròu
鶏肉鸡肉jī ròu
えびxiā
かにxiè
貝類贝类bèi lèi
野菜蔬菜shū cài
白菜白菜bái cài
青菜(葉物野菜)青菜qīng cài
ほうれん草菠菜bō cài
トマト西红柿xī hóng shì
きゅうり黄瓜huáng guā
じゃがいも土豆tǔ dòu
なす茄子qié zi
ピーマン青椒qīng jiāo
玉ねぎ洋葱yáng cōng
にんじん胡萝卜hú luó bo
果物水果shuǐ guǒ
りんご苹果píng guǒ
バナナ香蕉xiāng jiāo
オレンジ橙子chéng zi
ぶどう葡萄pú tao
すいか西瓜xī guā
いちご草莓cǎo méi
グレープフルーツ柚子yòu zi
miàn
豆腐豆腐dòu fu
大豆黄豆huáng dòu
鸡蛋jī dàn

調理法を表す語彙

ご存じのとおり中国は国土が広大で、「四川料理」「広東料理」「上海料理」などのように各地方で独自の料理が発達しています。このため、調理法のバリエーションも非常に豊かですが、基本の調理法を紹介します。

炒めるchǎo
揚げるzhá
焼くkǎo
煎るjiān
煮るzhǔ
煮込むdùn
混ぜる、和えるbàn

味を表す語彙

中国料理では味覚を表す言葉がたくさんありますが、代表的なものを紹介します。なかでも、「麻婆豆腐」」は花椒によって舌がしびれる感覚を表し、「辣」の辛さとは別の味覚としてとても重要です。

辛い
甘いtián
しょっぱいxián
酸っぱいsuān
苦い
舌がしびれる感覚

食感を表す語彙

食感を表す言葉は料理名に含まれていることもあり、自分の好みの料理を選ぶのに役に立ちます。

やわらかいruǎn
かたいyìng
パリッ・サクッcuì
ふんわりmián
もちもちnuò
みずみずしいnèn

中国語の料理名の基本構造

中国語の料理名の基本構造

中華レストランに行って漢字の料理名が並ぶメニューを見たとき、どんな料理か想像がついたら注文しやすいですね。実は、料理の名称は「調理法」 +「 食材」+「補足(味・部位・特徴)」の単語を組み合わせてつけられていることが多いんです。さっそく例を見てみましょう。

回锅肉(huí guō ròu)

回锅肉” は「 調理法”回锅“」 +「 主材料”“」の構成になっています。”“は動詞で「戻る」「返る」という意味があり、”回锅“は「いったん火を通した肉を、もう一度鍋に戻して調理する」調理法です。”“はここでも主に豚肉を指しますが、地方によって牛肉を使うこともあるようです。

红烧肉(hóng shāo ròu)

红烧肉“は「調理法”红烧“(醤油煮)」+「主材料”“(豚肉)」の構造になっています。全体で「醤油で煮た肉」となります。”“は豚肉を指しています。

青椒肉丝(qīng jiāo ròu sī)

青椒肉丝“は、「主食材”青椒“(ピーマン)」 +「主食材”“(豚肉)」 +「切り方 ““」の構造です。”“(sī)」は糸・繊維・細いものを表し、料理で使う場合は「細切り」の意味になります。ちなみに”粉丝“(fěn sī)は「春雨、ビーフン」です。

酸辣汤 suān là tāng

“酸辣汤”は「味”酸辣“(酸っぱくて辛い)」+「料理ジャンル”“(スープ)」の構造になっています。食材名は入っていませんが、”酸辣汤”は日本でもおなじみですね。

西红柿炒鸡蛋 xī hóng shì chǎo jī dàn

西红柿炒鸡蛋“(トマトと卵炒め)は「食材”西红柿“」+「調理法”“」+「食材”鸡蛋“」となっています。文字を見ただけで、トマトと卵を炒めた料理だとすぐにわかりますね。

脆皮鸡(cuì pí jī)

脆皮鸡“は鶏肉に下味をつけて揚げた中国料理です。「食感”脆皮“」+「食材”“」で、皮のパリパリした食感を強調したネーミングになっています。

まとめ

中国語の料理に関する語彙を学ぶことで、料理名の意味が分かり、メニュー選びがより楽しくなります。中国語を通して、中国の歴史や食文化への理解を深めてみてくださいね。

この記事を書いた人

監修者:Fei
中国北京市出身。北京首都師範大学卒業、筑波大学大学院修了。
指導歴15年、「美しい中国語」を届ける人気講師として幅広く支持されている。
HSK公式単語アプリのナレーターを務め、2025年大阪万博中国パビリオンで日中バイリンガル司会を担当。YouTubeでは今どき中国語「フェイ先生の声日記」を発信中。

目次