「中国語を勉強しているけれど、なかなか話せるようにならない」「独学とスクール、どちらが効率的なのか分からない」。中国語学習には、こうした迷いがつきものです。
オンライン中国語のCCレッスンでは2025年、中国語学習者と中国語を仕事で使う管理職を対象に合計3回の実態調査を実施し、333名から回答を得ました。日常会話を目指す学習者、HSK上級の高得点者、中国事業の管理職という目的もレベルも異なる3つの層に聞いたにもかかわらず、成功のパターンは驚くほど共通していました。
この記事では3調査のデータをもとに、「何を、どれくらい、どういう形で続ければ中国語が身につくのか」を具体的な数値で整理します。すべての数値に調査名と回答者数を併記しているので、社内資料や記事の根拠としてもそのままご利用いただけます。
結論

中国語習得の成功要因は、「3ヶ月以上の継続」「ネイティブ講師による直接指導」「1on1形式のレッスン」の3つに集約されます。オンラインで中国語を習得した人の81.1%が「3ヶ月以上」経過してから学習の楽しさを感じるようになり、HSK5級・6級で180点以上を取得した経験者の97.3%が「講師からの直接指導」を高得点の要因と回答、96.4%が1on1形式を「効果的」と評価しました(出典:株式会社Glats調べ、有効回答計333名、2025年調査)。
この記事の根拠データ
CCレッスンを運営する株式会社Glatsが2025年に実施した3つの独自調査(有効回答計333名)にもとづいています。調査方法はいずれも、IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®」の企画によるインターネット調査です。
| 調査 | 対象 | 有効回答 | 調査期間 |
|---|---|---|---|
| 調査A | 中国事業に携わり、中国人へ中国語でのマネジメント経験のある管理職(マネージャー以上) | 111名 | 2025年4月2日〜4月3日 |
| 調査B | オンラインでの中国語学習を100日(約3ヶ月)以上継続し、簡単な日常会話以上のレベルになった方 | 111名 | 2025年7月1日〜7月2日 |
| 調査C | 集団で中国語を教わった経験があり、HSK5級または6級で180点以上を取得した経験のある方 | 111名 | 2025年12月1日〜12月2日 |
3調査のレポート全文は資料ダウンロードページから無料でご利用いただけます。
目次
- 結論:成功要因は3つに集約される
- KEY 01|「3ヶ月」が最初の分岐点
- KEY 02|独学と研修だけでは98.9%が限界を感じる
- KEY 03|1on1が効くのは「質問できる」「自分のペースで進める」から
- ビジネスで中国語を使う人が直面する壁
- 3つの要因を満たす学習環境の条件
- よくある質問(FAQ)
- 調査概要
結論:成功要因は3つに集約される

3つの調査を横断すると、成功者の回答は同じ方向を指しています。学習法の細部ではなく、「どれだけ続けたか」「誰に教わったか」「どういう形式で教わったか」の3点です。
| 成功要因 | 裏付けデータ | 出典 |
|---|---|---|
| KEY 01:3ヶ月以上の継続 | 81.1%が3ヶ月以上経過後に楽しさを実感/41.5%が最重要ポイントに「毎日継続」を選択 | 調査B(n=111) |
| KEY 02:ネイティブ講師の直接指導 | 97.3%が「講師の直接指導」を高得点の要因と回答/98.9%が独学・研修だけでは限界を感じる | 調査C(n=111)/調査A(n=93) |
| KEY 03:1on1形式のレッスン | 96.4%が1on1を「効果的」と回答/集団授業では98.2%が物足りなさを経験 | 調査C(n=111) |
重要なのは、この3つが別々の調査・別々の対象者から独立して出てきている点です。日常会話を目指す学習者(調査B)、試験の高得点を狙う学習者(調査C)、仕事で使う管理職(調査A)は目的もレベルも違います。それでも結論が重なりました。ここに再現性があります。
KEY 01|「3ヶ月」が最初の分岐点
中国語学習が「楽しくなる」までには3ヶ月かかります。オンラインで100日以上継続し日常会話レベルに到達した111名のうち、81.1%が「3ヶ月以上」経過してから楽しさを感じるようになったと回答しました。
| 楽しさを感じるようになった時期 | 割合 |
|---|---|
| 1ヶ月以内 | 1.8% |
| 1ヶ月〜2ヶ月頃 | 3.6% |
| 2ヶ月〜3ヶ月頃 | 12.6% |
| 3ヶ月〜4ヶ月頃 | 32.5% |
| 4ヶ月〜5ヶ月頃 | 27.0% |
| 5ヶ月以上経過してから | 21.6% |
| (3ヶ月以上の合計) | 81.1% |
出典:株式会社Glats「オンライン中国語習得の成功要因に関する実態調査」n=111、2025年7月調査
裏を返せば、最初の3ヶ月は「楽しくない期間」です。そして習得に成功した人であっても、96.4%がモチベーション低下を経験しています。モチベーションが落ちるのは失敗のサインではなく、成功者ほぼ全員が通る標準的なプロセスだということです。
では、どう越えたのか。乗り越えるために工夫したことの第1位は「短時間でも毎日継続することを重視した」53.3%、以下「小さな目標を設定して達成感を得るようにした」49.5%、「講師との会話を楽しむことに集中した」43.9%と続きます(同調査、n=107)。
注目したいのは、「長時間やる」ではなく「短時間でも毎日」という形になっている点です。この傾向は聞き方の異なる3つの設問すべてで現れました。最も重要なポイントは「毎日継続して学習をすること」41.5%(第1位。2位の「基礎練習の徹底」15.3%を大きく上回る)、これから始める方へのアドバイスは「毎日少しの時間でも良いので、学習を継続する習慣をつける」42.3%(第3位)。同じ質問の言い換えではなく、独立した3設問での一致です。
一方、試験という客観指標でも期間の短さが確認できます。HSK5級・6級で初めて180点以上を取得するまでの学習期間は、46.8%が「6ヶ月未満」(3ヶ月未満12.6%+3〜6ヶ月未満34.2%)でした(調査C、n=111)。HSK5級・6級は中国語の上級レベルにあたりますが、そこに半年未満で到達した人が約半数を占めるということは、中国語は「何年もかけるもの」ではなく、集中して数ヶ月続ければ形になる言語だと言えます。
最初の3ヶ月は楽しくないし、モチベーションも落ちる。それは全員が通る道です。長時間の学習より、短時間でも毎日続けられる仕組みを作ることが最優先です。
KEY 02|独学と研修だけでは98.9%が限界を感じる
独学や企業研修だけでは、ほぼ全員が限界にぶつかります。中国事業に携わる管理職のうち、会社の研修プログラムまたは独学で学んだ93名の98.9%が「その学習方法だけではマネジメントに限界を感じる」と回答しました(かなりある58.0%+ややある40.9%)。
そもそも管理職の学習方法は研修と独学に偏っています。「会社の研修プログラムで学んだ」58.6%、「独学で学んだ」25.2%で合計83.8%。「体系的な指導を受けて学んだ」は14.4%にとどまります(調査A、n=111)。研修・独学派が8割を占め、そのほぼ全員が限界を感じているという構図です。では何が足りないのか。
| 学習で不足していると感じた点(複数回答) | 割合 |
|---|---|
| ネイティブと直接コミュニケーションが取れる機会 | 54.8% |
| リアルタイムでのフィードバック | 50.5% |
| 自分のレベルや目的に合わせた内容 | 38.7% |
| マネジメントに特化した表現の学習 | 38.7% |
| 発音やアクセントの正確な指導 | 37.6% |
出典:株式会社Glats「中国事業に携わる管理職の中国語コミュニケーションに関する実態調査」n=93、2025年4月調査
上位2つは「ネイティブと直接話す機会」54.8%と「リアルタイムでのフィードバック」50.5%。どちらも独学では原理的に手に入りません。アプリや参考書がいくら優れていても、その場で発話を受け止めて訂正してくれる相手は用意できないからです。
この点は試験で成果を出した層の回答とも一致します。HSK5級・6級で180点以上を取得した経験者の97.3%が「講師からの直接的な指導が高得点の大きな要因になった」と回答。その理由の第1位は「ネイティブの自然な会話速度や発音に慣れたから」63.9%、第2位「間違いに対し即座にフィードバックをもらえたから」50.9%、第3位「作文の不自然な表現をその場で添削してもらえたから」44.4%でした(調査C、n=108)。
教材の音声は「聞き取りやすく作られた中国語」であって、ネイティブが実際に話す速度ではありません。ここを埋めるには生身のネイティブと話す以外に方法がない、ということです。実際、HSK高得点者が上級合格に最も大事なこととして挙げた第2位は「独学だけに頼らず、人に教わること」32.4%でした(第1位は「日常的に中国語を話す習慣を作ること」42.3%)。
独学や研修は基礎の入力には有効でも、そこで止まると98.9%が限界にぶつかります。足りないのは「ネイティブと直接話す機会」と「即時のフィードバック」の2つです。
KEY 03|1on1が効くのは「質問できる」「自分のペースで進める」から
HSK上級取得者の96.4%が、1on1形式の中国語会話レッスンを「効果的」と評価しています(非常に効果的だと思う51.4%+やや効果的だと思う45.0%)。「あまり効果的だと思わない」はわずか3.6%でした。
注目すべきは、この調査の回答者が全員「集団で中国語を教わった経験がある人」だという点です。集団授業を実際に体験した上で1on1の方が効果的だと答えている、比較にもとづく評価です。実際、集団授業では98.2%が物足りなさを経験しています(かなりある64.9%+ややある33.3%)。理由は次のとおりです。
| 集団授業で物足りなさを感じた理由(複数回答) | 割合 |
|---|---|
| 質問しづらい雰囲気があったから | 60.6% |
| 自分のペースで進められなかったから | 47.7% |
| フィードバックが一般的で個別的ではなかったから | 41.3% |
| ライティング添削が十分ではなかったから | 39.4% |
| リスニング・スピーキング練習の時間が少なかったから | 23.9% |
| 自分の理解度に合わせた指導が受けられなかったから | 14.7% |
出典:株式会社Glats「HSK5級・6級高得点者の学習法実態調査」n=109、2025年12月調査
第1位「質問しづらい雰囲気があったから」60.6%、第2位「自分のペースで進められなかったから」47.7%。この2つは講師の力量や教材の質の問題ではありません。複数人で1人の講師を共有するという形式そのものから生まれる構造的な問題です。他の受講者が待っている状況では質問しにくいし、全員のペースの平均値で進行せざるを得ない。だから1on1にすると自動的に消えます。
もうひとつ、発話量の問題があります。集団授業で「最も役に立った」分野はスピーキング36.0%とリスニング28.8%で合計64.8%。読解・文法・語彙の合計19.8%を大きく上回りました(調査C、n=111)。講師に教わる価値が最も高いのは「発話と聞き取り」です。ところがこの2つは人数に反比例して機会が減ります。60分のレッスンで受講者が6人いれば1人あたりの発話時間は単純計算で10分。1on1なら60分すべてが自分の発話機会です。発話量が6倍違います。
1on1の価値は「質問できる」「自分のペースで進める」「発話量が確保できる」の3点。いずれも集団授業では構造的に解決できません。
ビジネスで中国語を使う人が直面する壁

3つの要因が「なぜ重要か」を、実務の現場から裏付けておきます。中国人へのマネジメント経験がある管理職111名のうち、98.2%が「言語やコミュニケーションの壁を感じた経験がある」と回答しました(何度もある92.8%+一度だけある5.4%)。
壁を感じる場面の第1位は「問題が発生した際の原因究明の場面」66.1%。一方で「日常的な雑談の場面」は27.5%と最も低い(調査A、n=109)。雑談はできるが、トラブル対応ができない。日常会話レベルの中国語とビジネスで使える中国語の間に、はっきりした断絶があるということです。
課題の第1位は「相手の意図を正確に理解できない」59.5%で、「自分の意図が正確に伝わらない」30.6%のほぼ2倍。話す力より、聞いて理解する力の方が課題として重いという結果です。KEY 02で見た「ネイティブの自然な会話速度に慣れる」ことの重要性が、ここでも裏付けられます。
3つの要因を満たす学習環境の条件
ここまでのデータから、選ぶべき学習環境の条件が逆算できます。CCレッスンは、この条件に対応した設計になっています。今回の3調査を実施したのは、この設計が現場の実態と合っているかを検証するためでした。
| 調査で明らかになった条件 | CCレッスンの対応 |
|---|---|
| 短時間で毎日受けられる(継続工夫1位 53.3%) | 1レッスン25分。毎日レッスン受け放題の月額プランがあり、1レッスンあたり193円〜 |
| 講師が中国語ネイティブ(不足1位 54.8%) | 在籍する講師は全員が中国語ネイティブ |
| 1対1である(1on1が効果的 96.4%) | 全レッスンが1対1のマンツーマン。グループレッスンは行っていません |
| 講師を選べる(継続理由3位 36.9%) | 約500名の講師が在籍。専門分野・話題・出身地の相性で選べます |
| 時間と場所を選ばない(継続理由1位 48.6%) | 24時間開講。スマートフォンからも受講可能 |
| ビジネス特化の内容(重要要素4位 40.5%) | 1on1のため、自分の業務シーンや実際の会議内容をそのまま教材にできます |
| HSK対策(46.8%が6ヶ月未満で上級到達) | HSK認定校として団体受験割引あり(1・2級 約50%オフ、3〜6級 約20〜25%オフ) |
とくに「1レッスン25分 × 毎日受け放題」という組み合わせは、調査結果から見て理にかなっています。KEY 01で確認したとおり継続の鍵は学習の総量ではなく毎日の実行にありました。25分なら忙しい日でも確保でき、定額で毎日受けられるなら「今日はやめておこう」という判断が経済的な理由で起きません。また「質問しづらい雰囲気」60.6%という集団授業最大の不満は、1対1のCCレッスンには構造的に存在しません。待っている人がいないからです。
無料体験レッスンがあるので、まずは1回試して「ネイティブの話す速度」を体感してみるのが早いと思います。KEY 02で見たとおり、そこが独学と最も差が出るポイントです。法人研修としての導入をご検討の場合は、お問い合わせフォームから稟議用の資料もご提供しています。
よくある質問(FAQ)

- 中国語はどのくらいで話せるようになりますか。
-
最初の目安は3ヶ月です。オンラインで中国語を習得した人の81.1%が「3ヶ月以上」経過してから学習の楽しさを感じるようになったと回答しています。またHSK5級・6級で180点以上を取得した人の46.8%は6ヶ月未満で到達しています(株式会社Glats調べ、各n=111)。
- 中国語は独学でも習得できますか。
-
基礎の習得には有効ですが、そこで止まると限界にぶつかります。研修または独学で学んだ管理職の98.9%が「その方法だけでは限界を感じる」と回答し、不足点の第1位は「ネイティブと直接コミュニケーションが取れる機会」54.8%でした(同調査、n=93)。独学の教材とネイティブ講師との会話を組み合わせる形が現実的です。
- グループレッスンとマンツーマン、どちらが効果的ですか。
-
データはマンツーマンを支持しています。集団授業の経験者であるHSK上級取得者の96.4%が1on1形式を「効果的」と回答し、集団授業では98.2%が物足りなさを経験、その理由の第1位は「質問しづらい雰囲気があったから」60.6%でした(同調査、n=111/n=109)。
- モチベーションが続きません。向いていないのでしょうか。
-
向き不向きの問題ではありません。中国語の習得に成功した人の96.4%がモチベーション低下を経験しています。乗り越えた工夫の第1位は「短時間でも毎日継続することを重視した」53.3%です(同調査、n=111/n=107)。長時間やろうとせず、1日25分に落とす方が続きます。
- HSK5級・6級で180点以上を取るには何をすべきですか。
-
最も多く挙げられたのは「日常的に中国語を話す習慣を作ること」42.3%、次が「独学だけに頼らず、人に教わること」32.4%でした。実施していた学習法では「単語や文法の暗記」60.4%が最多です(同調査、n=111)。暗記などのインプットと、話す習慣の両立が要点です。なおHSKの割引受験もご利用いただけます。
調査概要
3調査の対象・有効回答・調査期間はこの記事の根拠データの一覧表のとおりです。いずれも調査機関は株式会社Glats、調査方法はIDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®」の企画によるインターネット調査です。構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
出典:オンライン中国語のCCレッスン/レポート全文は上記ページから無料でダウンロードいただけます。掲載データ・グラフをご利用の際は、出典として「CCレッスン調べ」または「株式会社Glats調べ」とご明記ください。
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