【2026年最新】HSK試験日程と申し込み締切・注意点を徹底解説

【2026年最新】HSK試験日程と申し込み締切・注意点を徹底解説

中国語の公的証明として世界で最も認知されている「HSK(漢語水平考試)」。就職、昇進、留学など、その活用の幅は年々広がっています。

しかし、HSKは「試験の約1ヶ月前に申し込みが締め切られる」ため、日程管理が合格への第一歩です。さらに、HSKK(口頭試験)の併設は毎回ではないため、これに関しても事前にしっかりチェックする必要があります。

本記事では、2026年度の全日程と、申し込みから試験当日、そして結果確認までのスケジュールを詳しく解説します。

目次

2026年 HSK 試験日程:年間スケジュールと会場の注意点

2026年の日本国内におけるHSK筆記試験(PBT)の日程は以下の通りです。原則として月に1回、土曜日または日曜日に実施されます。

2026年度 HSK試験日一覧(日本国内・筆記試験)

試験日曜日特徴・口頭試験(HSKK)
2月14日東京会場以外筆記のみ
3月29日全国主要19都市で実施 / ほぼ全会場でHSKK併設
4月11日東京会場以外筆記のみ
5月9日東京会場のみ(7-9級等)
5月17日全国主要14都市で実施 / ほぼ全会場でHSKK併設
6月13日すべての会場で筆記のみ
7月18日全国主要17都市で実施 / HSKK併設
8月23日東京会場以外筆記のみ
9月13日全国主要19都市で実施 / ほぼ全会場でHSKK併設
11月7日すべての会場で筆記のみ
11月22日東京会場中心(7-9級等)
12月13日全国主要25都市で実施 / ほぼ全会場でHSKK併設

試験実施会場に関する留意事項

HSKは毎回、全ての都市で開催されるわけではありません。東京、大阪、名古屋といった主要都市はほぼ毎月の実施が予定されていますが、札幌、仙台、広島、福岡などの地方中核都市は、特定の回(主に3月、7月、12月など)に限定される傾向があります。

各回でどの都市が会場となるかは、HSK日本実施委員会の公式サイトにある「実施会場一覧」で事前に確認することが必須です。また、定員に達した場合は期限前でも受付が終了する「先着順」の会場もあるため、早めの確保が推奨されます。

HSK 試験申し込みと締切:郵送とWebの違い

郵送とWeb

HSKの申し込み方法は「郵送申し込み」と「Web申し込み」の2種類に大別されます。それぞれメリットが異なるため、自分にあった申し込み方法を選びましょう。

スピーディーなWeb申請がおすすめ

Web申し込みのメリット:スピードと手軽さ
  • 24時間いつでも手続き可能: パソコンやスマートフォンから、場所を選ばず即座に申し込みが完了します。
  • 決済手段が豊富: クレジットカード決済やコンビニ支払い、楽天ペイなど、自分に合った支払い方法を選択できます。
  • マイページでの一括管理: 受験票の印刷や、試験1ヶ月後の成績照会、過去の受験履歴の確認などがすべてオンライン上で完結します。
郵送申し込みのメリット:デジタルが苦手な方でも安心
  • アナログでの確実な手続き: 書類に記入し、現物の写真を送付するため、データの不備やアップロードエラーの心配がありません。
  • 控えが手元に残る: 簡易書留などで送付すれば、発送の記録が物理的に残るため、安心感を得られるという声もあります。

申し込み手続きにおけるチェックポイント

CHECK
写真の規定

Web申し込みの際、顔写真のデータ(背景は白・無地)が必須です。規定外の写真は、准考証(受験票)の発行段階で却下される恐れがあります。

CHECK
受験者情報の不一致

登録する氏名は、当日持参する身分証明書と完全に一致していなければなりません。アルファベット表記、ミドルネームの有無などは特に注意が必要です。

CHECK
ネット試験(CBT)の活用

2026年現在、PCを使用して回答する「ネット試験(CBT)」の会場が増加しています。筆記試験よりも申し込み締切が試験日の約10日前までと遅く、急な受験が必要な場合の有力な選択肢となります。ただし実施会場が限られるため、地方在住の方は注意してください。

HSK 試験の合格発表:インターネット照会と成績報告書

成績

受験後、合否の結果を確認できる時期は、インターネットによる先行発表と、公式の成績報告書(紙媒体)の発送で時期が異なります。

インターネットでの成績照会(試験1ヶ月後)

試験日から約1ヶ月後に、HSK公式サイトから閲覧できます。

  • 必要情報: 准考証番号(受験番号)および氏名(ピンイン表記)。公式サイトでマイページを取得済みの方はそこから閲覧可。
  • 電子版成績報告書: 近年、インターネット上でPDF形式の「電子成績報告書」が先行ダウンロードできる仕組みも拡充されています。

公式成績報告書の郵送(試験2ヶ月後)

日本実施委員会より、原本となる紙の成績報告書が発送されるのは試験日から約2ヶ月後です。別途料金(税込1,100円)が発生します。

提出期限の計算

留学や就職の要件としてスコアが必要な場合、提出先に原本を届けるまでの日数を考慮し、「提出期限の少なくとも3ヶ月前」の試験を受験しておくことが、安全なスケジュール管理となります。

HSK必勝学習スケジュール:級別の目標設定と逆算管理

HSKは、各級ごとに求められる語彙数と文法レベルが明確に定義されています。漢字を使用する日本人学習者にとって、読解は比較的容易ですが、リスニングと作文の対策がスコアを左右します。

HSK級別の目安と学習指標

指定語彙数習得の目安学習の方向性
1級150語基本的な挨拶、非常に簡単な対話ピンインと声調の基礎固め
2級300語日常の基本的な情報交換基礎単語のリスニング強化
3級600語生活、学習、仕事での基本的な対話語順の理解と書き取り開始
4級1200語中国語での流暢な会話、幅広い話題長文読解と時間配分の習得
5級2500語新聞や雑誌の読解、プレゼンへの参加自由作文と語彙の使い分け
6級5000語抽象的、専門的な話題の理解と表現高度な記述力と速読力

試験日に向けた3段階の学習法

STEP
語彙固め期(試験3ヶ月前〜)

公式単語集を用い、音と意味を一致させます。特に多義語や、日本語の漢字と微妙に異なる「簡体字」の書き取りに注力します。

STEP
演習期(試験1ヶ月前〜)

過去問を、実際の試験時間よりも短い制限時間で解く練習を行います。リスニングの先読み技術(設問の選択肢から内容を推測する)を磨く時期です。

STEP
総仕上げ期(試験1週間前)

過去問で間違えた箇所の復習と、本番同様の環境で時間内に作文を書き終える構成力を確認します。

HSK 試験当日持ち物リス

中国語のビジネス用語

試験当日の不備による受験不可を避けるため、以下のリストを確認し、前日までに準備を完了させてください。

必携の持ち物

准考証(受験票)

郵送されたものか、各自で印刷(もしくはスマホにダウンロード)したものを持参します。

身分証明書(原本)

パスポート、運転免許証、マイナンバーカードなど、有効期限内で写真付きのもの。コピーやスマートフォンの画面表示は認められません。

筆記用具(2B鉛筆)

HSKはマークシート方式です。2Bの鉛筆の使用が指定されています。シャープペンシルは機械読み取りエラーの原因となる場合があるため、推奨されません。

腕時計

試験室内には時計がない場合があります。通信機能のないアナログ時計を持参してください。スマートウォッチは一切の持ち込みが禁止されています。

まとめ:2026年のHSK合格に向けて

2026年度のHSKは、毎月受験のチャンスが開かれています。しかし、合格には「試験日程の把握」「級に合わせた適切な学習」「当日の万全な準備」の3要素が揃っていることが求められます。

合格発表の時期を逆算して申し込みを行い、過去問を中心としたアウトプット主導の学習に切り替えることが成功の鍵となります。ご自身の目標レベルに合わせ、余裕を持ったスケジュールで合格を勝ち取ってください。

HSK日本 公式サイト https://www.hskj.jp

この記事を書いた人

中国滞在6年のWebライター。
実務ではインバウンド向けのビジネス翻訳や、日常会話レベルの翻訳・通訳を経験。現在は中国語を共通語とする環境でルームシェアを行い、日々「生きた中国語」に浸る生活を送る。
教科書的な表現に留まらない、現場の空気感を捉えたコミュニケーションを重視。ライターとしての構成力と、実務・生活の双方で培った実践的な知見を融合。
具体的で再現性の高い、リアルな中国語コミュニケーション術を発信中。

目次